佐上邦久の猫の生態調査「爪とぎ」
佐上邦久がご紹介する猫の習性。今日の佐上邦久は猫の爪とぎについて調べてみました!
猫って爪をとぎますよね。
壁紙も柱も家具も、猫が爪をとぐからすぐにボロボロに……。猫はかわいいけれど、これが嫌で猫を飼えない!というひともいるみたいです。そもそも、なんで猫って爪をとぐのか?調べてみると、大きく二つの意味があるようです。
ひとつは、古い爪を削り落として爪の鋭さを維持するため。家猫だってもともとは野生です。だから、外敵から身を守るため、自分の武器をしっかり手入れしなくちゃいけません!
もうひとつはマーキングのため。
足の裏からフェロモンが出ているそうで、爪をとぐことでそれをこすりつけているんですね。ここはオレの場所だからな!って主張です。
猫の爪とぎはこういった本能的な行為なんですね。だから、いくら人間が「やめて~!」と言ったところでやめさせることはできません。
だから、猫の爪とぎ専用のものを用意してあげればいいんです。
段ボール製の爪とぎや、破片の飛び散らない麻製の爪とぎなんかが市販されています。またたびの粉が付属しているものなんかもありますから、それを振りかけてやるとお気に入りの爪とぎになるかもしれませんね!
他にも、爪をといでほしくない場所には猫の嫌うべたべたするもの、両面テープなんかを貼り付けておくと、そこで爪をとがなくなります。
それから、伸びすぎた爪はちゃんと切ってあげましょう!
猫用の爪切りを使って、切りすぎないように注意してあげてくださいね!