佐上邦久の慣用句調査「借りてきた猫」
佐上邦久が今日知りたい事はこちら、『借りてきた猫』という慣用句です!
時々耳にしますよね?
なんだか君借りてきた猫みたいだな、って。
どういう意味なんでしょうか?
そこで、佐上邦久は慣用句「借りてきた猫」を調べてみました!
すると、『普段と違って、おとなしい様』という意味らしいです。
普段と違ってってのがミソですね。では、その語源はどこからなのでしょうか?
調べてみたのですが、はっきりした事は載っていませんでした。
ただ、『昔はネズミ取りのために、近所の人からネコを借りてくる習慣があったのだけれども、他人のうちにきたらネズミを取ってこなかった様』から、そういう言葉が生まれたんじゃないか、との事です。
なるほど、そういうシチュエーションだったんですね。
想像できますね、猫が丸くなって寝て、何もしない様が(笑 )。
ネコは気分屋ですし、縄張りなど意識しますからね、普段と違う場所では警戒して、いつものような行動はしないでしょう。
ネズミを取ってくると言えば、ネコはネズミを取るようなイメージが強いですが、これって、子猫の時に親からエサ(ネズミなど〉の取り方を教えてもらわないと、大人になってもネズミを取ってこないんですよね。
だから、ネズミを取ってくるネコはきちんと子猫の時に、親から教えてもらっているんです。
この世界を生き抜くために、しっかりと教える姿は、涙が出ますね。
人間も同じです、ちゃんと子供の時にしつけてもらわないと、社会に出た時に困りますよね。