佐上邦久の猫の生態調査「水嫌い」
佐上邦久が猫について気になることを色々書き込んでいます。
特別猫好きでは無くても、「猫って水が嫌い」だってことを聞いたことはありませんか?ちょっと濡れただけで一生懸命ペロペロ身体をなめたり、お風呂に入れようとしたら絶叫して引っかかれたなんて話も聞いたりします。
「へえー、そうなんだ」ぐらいに思っていたんですが、ふと疑問が浮かんできたんですよ。「どうしてそんなに水が嫌いなんだろう?」
一匹や二匹の猫が水嫌いというわけでなく、ほとんどの猫が嫌いとなると、やっぱり猫の生態に原因があるのではないか。
そう考えると、調べずにはおれないのが佐上邦久(笑)さっそく佐上邦久は猫の水嫌いについて調べてみました!
そもそも、猫の先祖は何処から来たんでしょうか?
実は、日本にいる猫の多くは奈良時代にネズミ捕りのために中国からやってきたコたちの子孫だそうです。猫のご先祖様と言われているのは「リビアヤマネコ」。昼夜の寒暖差の激しい砂漠地帯で暮らす猫さんです。
もうこれだけで、猫が水嫌いな理由が分かりますよね?ちょっとでも身体が濡れた状態で寒い夜を過ごすと、水が蒸発する気化熱で体温が奪われ命を落としかねません。
だから、飼い主が良かれと思ってシャンプーをしてあげると、気持ち良いどころか命の危険を感じて暴れてしまうというわけです。
また、猫特有の体毛にも原因があるようです。猫の毛は上下に分かれた二層構造になっており、皮脂腺から分泌される油分が十分に行きわたらないため、毛が水をはじかずにいつまでもべチャッとしてしまう。
これがまた体温を奪う原因になるそうです。猫が水嫌いなのにはちゃんとした理由があったんですね。